りりぃ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のりりぃのレビュー・感想・評価

4.2
良い3作目だった。絆とメンバー愛に溢れていて、「ありのままを愛せよ」というよくあるメッセージもストンと素直に落ちてくる。

思えば、私がMCUにハマったのはガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーがキッカケ。この作品を見て彼らの活躍がもっと見たいと思ってIWを見に行ったのが、この巨大シリーズに足を突っ込むキッカケだった。
そんな作品がとうとう完結。
推しバンドが解散してしまうような切なさである。

この作品、完結編らしく1作目を思い出させる演出が多いから余計に来るものがある。
1作目では、「敵に自ら突っ込んで行くなんて」と渋っていたキャラたちが今作では、仲間やその他のために真っ先に突っ込んでいく姿、仲間のために声を詰まらせるネビュラ…。
本当にいいシーンばかり。
ニクい演出はヨンドゥの出演にも…。あんなん泣くわ!

そして、いつも「攻撃性の強さ」では勝たないガーディアンズたちの戦い方が本当にいい。マンティスの能力やドラックスの父親力、敵味方なく助ける優しさ…。
動物や子供たちをノーウェアに避難させるのはノアの方舟か?ってほどいろいろいてなんかあのシーンもけっこう良かった。そして、無重力空間に取り残されるピーター。1、2のオマージュの様なシーン。
アダム・ウォーロックかっこよかったなぁ。これからは彼の時代?

そして!なんと言ってもロケット…
本当に良かった、しななくて!!
新生ガーディアンズの活躍もめっちゃ見たいけど、もうガン監督は降りてしまうと思うと…。

今回は完全にロケットのお話だったね。けど、ロケットのシーンは動物虐待的で本当に見ているのが辛かった…。
字幕で今回は見たけど、吹き替え版は山寺宏一さんと武内駿輔さんの共演なのでもう1回見に行きたかった。だけどあのシーン、もう一度見れる自信が無い…。
ツラい。ホラーより何よりああいうのが私はいちばんダメ…。
「ブラック・ウィドウ」も比較的似た感じではあったと思うんだけど、動物だからダメなのか、動物だからぼかされずに流されるからなのか…?
そういう意味でちょっと評価下げめ…。
りりぃ

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