Yutaka

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のYutakaのレビュー・感想・評価

4.5
個人的にはGotG最終作にして最高傑作かな〜。何だかんだ10年弱リアルタイムで付き合ってきたシリーズだから流石に感慨深いものがある。完結させてくれてガンまじありがとうだわ。
冒頭Creepから始まる超大ネタ使いはディズニーにしか出来ないから全然アリ。本作は撮影がめちゃくちゃ変わってると思ってて、パンしまくりの臨場感重視のカメラワークでゲームっぽい感じがあって、それがガーディアンズとマッチしてて良かった。アクションでもそれは活きてて宇宙船内の廊下でのアクションシーンなんかは超最高だった。
ヴィジュアルでいうとオルゴコープがガンらしさ出まくりでめっちゃ良かった。カラフルでポップな一方で、肉体と機械が融合したある種クローネンバーグ的な有機体。あそこはずっと見てられる。カウンターアースのディストピア箱庭感は既視感あるなと思ったら『ワンダヴィジョン』だよね。もうちょいここは広げようがあったと思う。
ロケット=ガンの物語で、ガンとMCUの歴史を考えるとグッとくる話。ほかのメンバーも皆成長してベストな状態だからこそフェアウェルできた。
ここ最近外してばかりのMCUだけど、ガーディアンズは例外的に面白かった。まあ当たり前か。新規シリーズがここ何年か全く当たってないMCU心配です。ともあれ、ありがとうガーディアンズ!
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