ずが

トゥルー・ロマンスのずがのネタバレレビュー・内容・結末

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

クエンティン・タランティーノがまだビデオ屋の店員時代に脚本を執筆した本作、凄い才能。主人公自体もコミックのショップ店員でサブカル好き全開なのがタランティーノに重なる。普通のオタクが美女との唐突な出会いでとんでもない自体に巻き込まれていく、

自分と同じ映画好きで親近感が沸いた所でとんでもない目に遭っているのは新鮮で深刻な事態でもBGMも相まって軽めで独特の雰囲気なのだが、いざクライム映画的なシーンでは憧れの男エルヴィスに触発された主人公の男らしさがギャップでよりかっこよかった。服装やサングラスの感じから絶対タクシードライバーの主人公にも影響を受けていそう。

ラストの薬物の取引が大物映画ディレクターなのも良かった。取引の中の会話で垣間見える隠しきれないオタクが最高でした。デニス・ホッパーの尋問シーンも印象的ですごい嘘を納得させられそうな演技力だったし。サミュエル・L・ジャクソンやブラッド・ピットがチョイ役で登場するのもなんか気になるし、、凄い映画でした。
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