ずが

14歳の栞のずがのネタバレレビュー・内容・結末

14歳の栞(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

話題になってたけど見れてなかった本作を鑑賞する機会に恵まれて良かった。実は早く観たかったので、配信なりソフト化を望んでたけど今回映画館で鑑賞して配られた『14歳の栞便』のプリントにも書いてある通り作品の性質上配信、ソフト化はする予定は無いそうで鑑賞後はそれが正解だと理解した。あくまで生徒それぞれ人生の途中であり、今作が彼らの人生の栞として映像記録が残された以上、配信なりで軽く見て彼らの人生に口出しするような必要も無用なのだと感じた。

新入生の1年生でも、卒業生の3年生でもなく2年生に密着していましたが2年生から3年生に上がる頃がこれらから未来の事も決めなければいけない事が多く悩む時期だと思います。この重要なタイミングのクラスに密着したのはすごいドキュメンタリーでした。映画として綺麗事だけではなくリアルを映像化する監督は素晴らしいと思います。

14歳の栞に出演した皆さんからすると35人全員が承諾しないと公開されない映画だと思います。年数が経ち、インタビューされた当時とは考えも意見も変わったりしているはずなのに3年経ってもこうして鑑賞できた事に感謝します。ありがとうございます。
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