ちろる

トゥルー・ロマンスのちろるのレビュー・感想・評価

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)
3.9
全体に渡る激しさとラストシーンの静けさのバランスが好き。
めっちゃスタイル抜群ブロンド美女の、パトリシア アークエットみたいなのが声かけてきたらなんだ?なんだ?美人局か?って思うよね。
まさかの激しくてありえないトゥルーロマンスが待っているとはね。
ラストのポリスVSマフィアのシーンのくだらなさがさすが脚本クエンティ タランティーノだな。
脇にはゲイリー オールドマン、ブラット ピット、デニス ホッパー、クリストファー ウォーケン、サミュエルL ジャクソン、ヴァル キルマーってもう何という豪華さ!
ヤク、売春、マフィアの世界とそれにも溶け合うことなく貫かれる愛と青春。
刹那的に生きるブッとびカップルと言えばナチュラル ボーンキラーズなんかも思い浮かぶけど、あれとは違いどんどん人殺ししまくる主人公2人なのに、とことんピュアでめちゃくちゃキュートなので憎めない。
ロマンチックさとヴァイオレンスと青春のハリウッドらしいエンタメすべてを詰め込んで、飛びっきりクールなラブストーリーを見せてもらえました。
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