よっちゃん

ミラダ 自由への闘いのよっちゃんのレビュー・感想・評価

ミラダ 自由への闘い(2017年製作の映画)
4.1
このミラダという一人の女性を通じてチェコスロバキアという国の辿ってきた20世紀の悲惨な歴史を垣間見ました。それにしてもナチス、ヒトラーや共産主義に対する正しい認識を持っていたミラダのような人物がむしろ少数派で濁流に巻き込まれていった歴史の一端を恐ろしくも感じました。特に共産主義を嫌っていた国民がそれを受け入れていった事を示すセリフも印象的でした。重々しさを淡々とした映像と台詞で表した監督の手腕にも感心しました。
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