よっちゃん

スープとイデオロギーのよっちゃんのレビュー・感想・評価

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)
4.5
「かぞくのくに」でヤン・ヨンヒ監督の事を初めて知りました。近くてとても遠い国の北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国。
その国と特別な関係のある朝鮮総連の幹部の娘でもある彼女が、母の済州島での体験を通して、家族の事、自分のことを知ろうとするドキュメンタリーです。
たまたま立ち寄った街の映画館でポスターを見て、上映が明日までだと知って、すぐさま飛び込みました。引き込まれて鑑賞しました。監督の母の人生の一端に触れてこちらも目頭が熱くなりました。
いつか、血を分けた兄弟やその家族たちとスープを共にすることができるんだろうかとそう思いました。
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