彼氏の借金を肩代わりすることになった令嬢（速水舞）とその義母（長坂しほり）が、悪徳金融会社により人質に取られてしまう。上流階級の女性が「凌辱の歓び」に目覚めていく系統の、日活ロマンポルノ。

ピンク映画の港雄一が、主人公を凌辱する富豪の男を熱演。ただし、主人公の夫（児玉謙次）の理不尽ぶりに対するカウンターのため、「好きだからこその裏返し」「嫉妬心を起爆剤とした昂ぶり」などといった内面的要素は、あまり盛り込まれていない。

全体的に、奇妙奇天烈なSMパフォーマンスを鑑賞するための見世物作品という印象。プレイ内容では、クライマックスに登場する、アヘンをアソコから吸引させる装置がハチャメチャで面白い。

ラストのオチもサドマゾ映画の定石通り。歌舞伎と同じように、お決まりのパターンを楽しむつもりで鑑賞するのが得策。なお、団鬼六原作「花と蛇」の、日活による実写化は、本作で最後となる（全5作品）。

• #エロ映画

アヘンってこんな媚薬的な
効果があるもんやったっけ？


いったい何作が映像化されてるか
分からない
(平成入ってから作られた
映像化作品を含めると
このタイトルだけで10超えるらしい。
まじかよ)
団鬼六の人気？定番シリーズ。

やっぱりもう静子夫人ではないらしい。

山芋とアヘン装置のおかげか
見せ物感がすごい。

顔見えなきゃいいんかーい

• #鈴

精神的なSMの面白さはこの作品にはほとんどなくて、とにかく男への復讐のためにその妻と娘が調教され続ける。大小の鈴や長芋、阿片が竹筒を伝うシーソーなど仕掛け工夫満載の拷問、豆絞りに小さい褌、さまざまな紐遣いは見どころがある。