このレビューはネタバレを含みます
父と2人の息子。
10年以上離れ離れの心の絆を埋めるかの様なロードムービー。
自分より若いんだろうけど、腹立つおやじが巧い演技。
次男坊の終始仏頂面な演技からラストへの心情や、旅の道中での美しい風景も素晴らしい。
お涙頂戴ガシガシな内容じゃないのも好印象。
もう一枚ペーソスな演出があったら完全にやられてたかな~😅
不在の理由や箱の中身、息子達への表立った愛情等、結果的に何も解らず物語は終わるが、ラストの旅の写真で締めるエンディングを観ると、あれこれ探るのも不粋ってもんかな?
不思議と心に残る作品でした☺️