映画紹介系のYoutube動画でホラー映画と称されていたが、少々ジャンプスケア演出があるだけで、そこまでホラー味は感じなかった。
とても奇妙だぞ、この映画。
前半はイクメンの仮面を被ったストレスフルな旦那に妻が壊されていく過程が陰鬱でグロテスクに描かれていくのだが…。
後半はそんな負のエネルギーを抱えた家庭に謎の怨霊が襲来した為、ユタの家系で日本最強の霊媒師である比嘉琴子が見参。
怨霊の呪力が国家レベルに強いと見た彼女は、日本中から霊媒師を集結させ、"一気にカタをつける"為、大規模な除霊儀式を執行する。
前半の登場人物と後半の登場人物の作画が違い過ぎて、最早同じ世界線の同居人とは思えないくらい。
レディースコミックから、いきなり呪術廻戦してて笑う。
怨霊に隻腕にされても、霊媒師の覚悟を捨てず御祓に着手する柴田理恵がカッコいい。
また、松たか子演じる最強の霊媒師、比嘉琴子が「一気にカタをつけます」というセリフも厨二心をくすぐる。
随所に厨二描写、それを刺激するセリフも多くかった。
ロジックは皆無だけどロマンあったので個人的には好きでした。
