18.12.14_大泉#5
松たか子から岡田准一への見事なボディブロー一発!このシーンのカタルシスが全部もってった。
岡田自身はそこまでクズではないのだが、死んでいった凡人たちの代表として。
一方で体を張っている霊媒師たちを率いる松。「ボーッと生きてんじゃねえよ!」という心の声が。
締めは虚をつくような「オムライスの歌」。
死んでいった両親のことなど最早どーでもいいことを暗示していたのかな。子供なんて良くも悪くもそんなもんだよ、と突き放すようなビターな後味。
妻夫木パートで人間ドラマ。
黒木パートでホラー。
松パートでエンタメ。
という構成も小気味よく、三食楽しめるブッフェのような作品だった。