来るのこうたのネタバレレビュー・内容・結末

単刀直入にラストの改変が酷すぎる。
原作通りラストは琴子とぼぎわんの対決を描いてほしかった。
CGで描かれるぼきわんのビジュアルを一番楽しみにしていました。
映画用に壮大なスケールにして盛り上げたかったのか知らないが、制作陣も途中で何やってんのか分からなくなったんじゃないの？ってレベルに支離滅裂です。
三章(野崎パート)に移行してからがかなりテンポが悪くてつまらないです。

俳優さんは皆さん好演でした。
特に妻夫木聡さんですが、自分中心で周りが何も見えていないような演技が物凄く自然でした。
秀樹パートと香奈パートは中島哲也ワールド全開でカット割、音楽含め最高に楽しめました。この2パートの改変はさほど気にならずにすんなり受け入れられました。
野崎パートまでは繰り返し見ると思います。
琴子は松さんじゃなければ演じられなかったでしょうし、小松さんが原作まんまでした。