Newman

あの日のオルガンのNewmanのレビュー・感想・評価

あの日のオルガン(2019年製作の映画)
3.9
 悲しい話しでした。大原櫻子さんの、自然なままで小さい子たちから愛されているみっちゃん先生(保母さんの卵)の役がすごく良かったです。悲惨な戦争の中、救われるような明るさでした。役の中では泣いてばかりでしたが。
 ポツダム宣言受諾の前日の昭和20年8月14日の熊谷の空襲は、何てついてないんだと有名なので知っていましたが、その日の深夜、82機の爆撃機が593トンの爆弾を投下し、266人の命を奪ったということを知りました。
 現在、上野から40分くらいで行ける現在の桶川市周辺が保育園の疎開地に選ばれていたのは驚きでした。当時は、十分に田舎だったのでしょうが。
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