WOWOWで鑑賞。
九州の遊園地「グリーンランド」が舞台の映画なので、興味があって。
波瑠演じる主役、波平久瑠美（なみひらくるみ）は、ホテルチェーンに勤める彼氏がいた。
その彼氏と同じホテルチェーンに就職するも、配属先は熊本のグリーンランドだったというスタート。
波平がなみへいと読めるので、皆からは、なみへいと呼ばれることに。
それも嫌だが、企画がやりたかった久瑠美は、教育係で、魔法使いの異名を取る小塚に反抗的な態度を取りつつ、勝手に企画書を書く。
ゴミ拾いをサボって企画書を書く時間を取っていた久瑠美。来園者からお化け屋敷の場所を聞かれても答えられず、下に見てた同期の吉村が簡単に案内できる姿をみて、自分が役立たずだと落ち込む。
うん。ここまで典型的な私できます。実は仕事できませんな人でイライラするのよ。
ここから久瑠美の意識が変わっていき、どんどん楽しくなってくる。
彼氏が熊本までやってくるが、距離感なしの対応してくる社員やガラガラの園内をみて、見下している感がすごい。っていうか今まではそんな感じじゃなかったやん。まぁ、熊本に限らず、九州人の距離感が近いのは異論ないw
これがきっかけで彼氏と別れたなみへい。小塚と共に来園者の笑顔のために働く。
小塚がグリーンランドを去ることを知り、やり残した世界一になる企画を考え、実行するなみへい。
小塚へのサプライズ返しをしつつ、快く送り出せるよう企画を成功させた。
でも、なみへいと吉村以外は全員小塚の退職を知っていたという落ちだった。
すっかりグリーンランドが気に入ったなみへいは、新人教育を小塚のように笑顔で行うのだった。
王道で、ひねりもない。大した悪者もいない。それでいて、波瑠や、先輩役の橋本愛の笑顔に癒やされ、同僚の面々の対応に癒やされる不思議な映画だった。
ホッコリしたいときにどうぞ。
2024-023
