あーぁ

父の日/ファザーズ・デイのあーぁのレビュー・感想・評価

父の日/ファザーズ・デイ(2016年製作の映画)
3.6
娘との大切な日にしよう。たとえお互いにゾンビだとしても…

ゾンビパニックによって荒廃した世界。
ゾンビとなってしまい、朽ちた屍を貪るゾンビの群れ。そんな輪に入れない小さなゾンビの少女がいた。
まだまだ新米ゾンビには厳しいゾンビの縦社会。
しかし、群の中ではらわたを貪る一匹のおっさんゾンビには少女の首飾りに見覚えがあったのだ。

半信半疑ながらおっさんゾンビの脳裏に浮かぶ娘の記憶。

それは紛れもなく生きていた頃の自分の娘の姿に違いなかった。

思いがけずお互いゾンビとなって再会した父娘。そんな父ゾンビは娘との大切な時間を取り戻そうとするのだが、、、

ゾンビも人間も皆んな皆んな愛は一つなんだよなぁ
ゾンビと人間が共存する世界でゾンビ親子がかけがえのない時間を取り戻そうとする話なんだが、遊具で遊んだり、ぬいぐるみプレゼントしたりもうゾンビ言うより普通の親子にしか見えんわな、
でも娘にはらわたを分け合うシーンとかスンスンくんねんな。

ショートフィルムにしてはかなりゾンビのメイクもはらわた引きずり出すゴア描写も非常に良くできている。
数々の賞を取っただけのことはある映画やなぁと思いました。

親子ゾンビ物では『カーゴ』も長編化されたりとこの手の泣けるゾンビ系は非常に素晴らしい出来が多いね。

ラストのシーンの父の愛、娘の愛に是非涙して下され。

『A Father's Day』でようつべにて、
あーぁ

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