片腕マシンボーイ

君のためのタイムリープ/私を月に連れてっての片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

2.3
電車からの街並みほぼほぼ日本やん!……思ったら日本やんけ!オープニング早々日本から始まったやんけ!まもなく新宿〜やんけ!
とりあえず3秒おきにキャッチが声かけてくるこの下世話過ぎる街は東京のどこよ?

日本に渡り歌手デビューした高校時代の仲間が死んだ?高校時代にタイムリープしたっぽいからば彼女を救う為にオーディションに参加すんのを止めてやるってばよ!

マシンボーイのマイページ確認したらば、お、最近微塵も海外作品観てないやん!なったからば、外国の中では割と良いイメージのある台湾の映画観ることにしたぞ、しかも台湾映画ってホラーしか観たこと無い気がしたからばホラーじゃないやつ!(調べたらホラーちゃうのもちょろちょろ観ていたよね)(実は前日にオキサイド・パンの映画観ようとして10分で寝たから乗り換えたんはここだけの話…)

小室哲哉にスカウトされた第二の安室奈美恵?ひゃー!安室奈美恵って「That'sカンニング」で有名なあの安室奈美恵?ひゃー!マシンボーイってば「That'sカンニング」めちゃ観てみたいんやが、本作のヒロイン達は観ているんかなぁ?うらやまし〜
そうね!本作のヒロインは高校卒業と同時に香港で開かれた小室哲哉プロデュースの新人歌手発掘オーディションで見事に歌手デビューに漕ぎ着けるわけよ!しかしそれから20年が経ち…日本でリリースしたアルバムはデビューアルバムの1枚のみ、見事に挫折し遂には苦悩の果てに亡くなってしまうのであります……スンスン

いや〜……小室哲哉て海外から女子に夢見させて引っ張ってきて曲ださせて売れなきゃポイ捨てするよな酷いヤツやったんかぁ!
まぁね、もちろん運と実力の世界やから売れても売れなくてもプロデューサーが責任を全て負う必要は無いと思うが、もう売り出す気も無い娘を、それでもと夢にしがみついていかがわしい店で働くようになるとこまで飼い殺しにしておくんは責任の放棄な気がするなぁ……、え?フィクション?事実に反する?そうなん小室さん?
あ!ちなみに小室哲哉だけやなくて、本作には小室友里も出てきますよぉ、ぺろぺろ

ってか音楽やAVに限らず、ギャルファッションやゲーム等々90年代の台湾てこんなに日本文化に染まっていたんやな!数年前のタピオカブームを筆頭に今では台湾文化が日本に浸透していることを当時の彼らが知ったらどう思うんかな?
ちなみにマシンボーイは台湾ラーメンめちゃめちゃ好きや!まぁ台湾ラーメンは名古屋生まれやけどねぇ、ぺろぺろ

とりあえず本作は青春モノとしてもタイムリープモノとしてもいまいちグリップ力が無いと言うか……、主人公が彼女のための、というより、自分のエゴのために彼女を救おうと頑張っている感が凄くて、見ていて全然応援する気にならないし、仲間たちとの友情にもそこまでキュンするポイントも無く、そもそもヒロインに全くときめかねぇし!正直微妙な作品でしたねぇ

やっぱ台湾映画といったら「怪怪怪怪物!」と「共犯」が圧倒的に好きなんやが、他に良い台湾映画知っていたらみんなぜひ教えてくれよね!
あ、あと日本映画やけどほぼほぼモトーラさんのPVやった台湾旅行映画「恋恋豆花」もめちゃ好き〜、ぺろぺろ