えみ

ヘレディタリー/継承のえみのネタバレレビュー・内容・結末

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

オカルト
霊の召喚だのなんだの、呪いというか儀式のなんちゃらはザアメリカホラーって感じだな。空気がずっと不穏。どんよりしてる。最初から最後まで暗くて救いがない。ホラーとしてはジメジメオカルトホラーなんだけどちょいちょいスプラッター。鳩の首切る描写が印象付けられてたけどまさかその後人間にも起こるとは。不意をつかれたなぁ。

なんか調べたら元ネタの儀式あるらしい、それを知らないと作中出てくる単語がなんやこれってなる。逆にそれを知ってからみるとネックレスの意味とか色々な伏線や元ネタに気付けて面白い。

いやー末っ子の演技が特に上手い、ちゃんと薄気味悪い子供だった。子役とは思えないな。

ジョーンの怪しさがわかりやすいからなんとなく展開は読めるし全編通して淡々と進むからちょっと飽きかけたんだけど最後のお父さんの死体見つけた辺りから急にエンジン全開であっという間。
それまではギリ、一家の精神的に重体な問題によるお母さんの妄想とそれに影響された家族が起こした偶然もあり得るかと思ってたんだけど、最終的に人間の手には負えないオカルトパワー全開で動き回るお母さんみて「あ、本当に霊の力とかそっち系の話なのね」ってなった。
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