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アンセイン ~狂気の真実~のペインのレビュー・感想・評価

4.5
あのスティーヴン・ソダーバーグ監督が全編iPhoneで撮った意欲作!

だと言うのに昨年日本では劇場未公開&DVDスルーの始末。ふざけてやがる(笑)

とはいえ私も宇多丸さんが昨年のベスト10に入れてなければ見逃すとこでしたが(笑)

私はこれドンピシャ大好物でした。

ロマン・ポランスキー監督の「反撥」や「テナント」なんかに連なる神経症スリラーであり、シチュエーションサイコスリラーなんですが、B級な手触りでありながら映像のルックなんかはどことなく高級感があって音も素晴らしく洗練されてる。

私はこういう低予算ながらアイデアの凝らされた限定空間スリラーが大好物なんです。

B級テイストながらマット・デイモンをカメオ出演させたり、「ファースト・マン」や「蜘蛛の巣を払う女」に出演し今ノリにノっているクレア・フォイを主演にキャスティングするなどキャッチーさもあってしっかり商業性も担保する辺りは流石のソダーバーグ💯

やはりスティーヴンといったらスピルバーグかソダーバーグですね(笑)
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