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ラヤルの三千夜のeigajikouのレビュー・感想・評価

ラヤルの三千夜(2015年製作の映画)
4.0
イスラーム映画祭3で鑑賞。
ヨルダン生まれのパレスチナ人女性監督メイ・マスリ初の劇映画作品。
冤罪でイスラエルの刑務所に収監中出産したラヤルの過酷な体験。ドキュメンタリー作品で活躍して来た監督が綿密な取材をして制作。実際にヨルダンで使われていた刑務所で撮影した迫力ある映像。
実話を基にし、収監体験者への取材によるリアルなドラマに圧倒される。女性たちが希望を失わずハンストで闘う姿に胸が熱くなった。監督のビデオレター上映あり。映画の舞台の80年代を含め宗教問題に集約されないパレスチナの歴史、厳しい現状をノンフィクションライター高橋真樹さんから聞く。
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