いはん

フード・インクのいはんのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
3.6
ごはんは、危ない。
私たちの体を支える根本が危機に瀕している。
この社会の、目先の利益にだけ向けられた仕組みのせいで、私たちは自分の身を削る環境に置かれた。

はっきりいって、胸糞悪いですね。
この映像を思い浮かべるだけで、多くの食品が口に入らなくなりそう。たまに食べると美味しいかもと思うジャンクフードも、もう美味しく感じれないのかも。なんて思ったりするけど、人間というのはそういうことをいとも簡単に忘れる生物なんだよね。

出来上がった生産ライン。その一コマ一コマを担う人々。消費する人ももちろんこのレーンに入っている。負の連鎖が続き、まるで入ったら二度と抜けられない沼のよう。恐ろしや。
いはん

いはん