natsumi

追想のnatsumiのレビュー・感想・評価

追想(2018年製作の映画)
3.3
当時流行りのジャズが好きなエドワードとクラシック音楽が好きなフローレンス。一目惚れで恋に落ちた若い二人には音楽の趣味や階級の差を乗り越えるよりも更なる試練が待ち受けていた。

前半は過去と現在を頻繁に行ったり来たりする構成で、ようやく話に入り込めると思ったタイミングでプツンとシーン転換。感情移入がしにくい。LGBTQ+の中ではなかなか扱われないアセクシャルな関係が珍しく描かれているが、結局最後に残るのは失敗に終わった初恋の物語。それでも別れた後何年後の偶然が重なった超ベタな展開は蛇足感もあるしずるいけど、切なくて好きなんだよな〜。シアーシャローナンの演技も今回微妙だったのが残念。ビリーホールが超レッドメイン。とてもイギリスらしい美しさと気まずさを揃えた笑っちゃいけないラブコメディだった。

全体的には微妙なんだけど余韻が残るし、ぼーっとまだ映画のこと考えている。なんか観て良かった。