トールキン

追想のトールキンのレビュー・感想・評価

追想(2018年製作の映画)
3.3
新婚初夜を迎える1組の夫婦。中々上手く事を運べずギクシャクした関係に。見てる側からすればものすごいじれったく、気まずさがこちらまで嫌ほど伝わってくる。
併せて二人の馴れ初めや家庭環境などを追想シーンとして同時進行で展開されていき見やすい。そして60〜70年代のオールディズな楽曲も見どころの一つ。

新婚ホヤホヤの夫婦と言えど男女の中には色々問題や悩みがありますね。その辺が上手く描かれていたと思う。結婚って互いの価値観とか思いが改めて大事なんだなって思う。
そして最後は良い意味で切なくロマンチック。かつてはそれだけ互いに愛し合っていたという事なのか。

シアーシャローナン目当てで鑑賞したがレディバードやストーリーオブマイライフとはまた違った凛とした美しさが表現されていてとても魅力的。作品自体はあまり人にオススメ出来ないが、シアーシャローナン好きなら見て損はないと思う。
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