トールキン

ALWAYS続・三丁目の夕日のトールキンのレビュー・感想・評価

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)
5.0
3部作の内の2部作目。時系列で言えば前作の約3ヶ月後の昭和34年春。いつ何度見ても飽きない昭和の情景はやっぱり良い。
そして今作では冒頭からファンの心をグッと掴ませてくれる昭和ならではの粋な演出。これ当時映画館で初めて見た方は絶対ビックリしたと思うし、もはや山崎貴監督のセルフオマージュ的な。この当時からもう着想を得ていたのかな、と思ってしまう。ファンの方ならすぐにピンときますね。

「金よりも大事なモノがある」ベタなセリフだけどスッと心に響く。人の温かさや人情が詰まってるしそういう人の気持ちって自然と周りにも伝染していくから綺麗事かもしれないけど、誰もが人が本来持ち合わせている気持ちや感情だと思いたい。
ストーリー自体は前作と何ら変わりはないけど終盤の展開は何度見ても良くて人情や愛に溢れるような、そんな描写に今回も号泣でした。子役の女の子が良い存在感放っていて感動ポイントの一つでした。

なんて言うか、言葉では説明不要でストレートに脳や心に訴えかけるようなそんな風に響く感動映画。このシリーズは紛れもなくそれに値すると改めて思えた。
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