ソイレントグリーン2022

希望の灯りのソイレントグリーン2022のレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.6
色んな人々が集まる職場で じんわり進むヒューマンドラマ&恋愛模様。

皆さん 高齢の方が多かったし、旧東ドイツでの昔話など 哀愁が漂ってました。

巨大スーパーで深夜帯に働く人々、人生の「諦め」を心に持ちつつ 毎日同じ仕事に従事する姿を見て 寄り添いたい気持ちになります。

生い立ちや価値観など様々で、尚且つ ちょっと訳ありの人、辛い過去を背負っている人達は 他の人に対して けして懐には踏み込まない。

互いに尊敬しながらも 立ち入った質問を控える雰囲気。そんな感じが滲み出ていました。

クリスティアンとマリオンは 今後どうなるのか 注目して見ていました。しかし 別の展開 思惑が待っていて想定外でした。

好きな感じの内容でしたが クリスティアンが途中で取った行動が信じられなくて 唖然としました。私には 許容範囲を超えた行いで 嫌悪感↗️ この点だけマイナスでした。

古今東西、職場での 新人研修や部署間の微妙な力関係。ちょっと規則の隙間を突いたりなど “あるあるネタ”が散見されていて面白かった。

フォークリフトの運転操作も 狭い通路で小回りを効かしつつ、高い所のパレットを下ろすシーンは ハラハラしました。