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アイネクライネナハトムジークのメグのレビュー・感想・評価

3.0
他力本願な佐藤(三浦春馬)は劇的な出会いを
待つ受け身の人生を送っている。
メチャ普通のどこにでもいる青年役だったが
やっぱりどうしたってイケメンだ!春馬だもの。

それは運命の出会いなのか、偶然なのか、それとも
故意の出来事なのか。
何組もの人達が接点を持ちながらそれぞれの人生の中で
かかわっていく群像劇。
伊坂さんらしいキャラクターの作り込み。
ちょっと鼻につくけど印象的なセリフ。
あの時あの場所で出会ったのがその人で良かったのか?
どういうふうになっていくんだろうと期待しながら観た
ううむ、しかし後半はちょっと退屈だったかな。
前半の流れと後半のながれが同じような感じで
繰り返しを観ているようでまどろっこしくつまらなかった。

伊坂幸太郎なのに
殺し屋も、死神も、事件もおこらないラブストーリーだった。
なんか珍しい気がする。

ドラマチックななにかが起こるわけではないけれど
ゆるりと優しい気持ちになれる映画でした。

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