トランスマスター

ライトハウスのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ライトハウス(2019年製作の映画)
3.0
♯101 カモメには死んだ船乗りの魂が宿る。

19世紀のニューイングランドの
孤島が舞台
灯台守の上司である元船乗りの
パワハラ爺さんと
元木こりの新人の
イーフレイム・ウインズローが主人公。
4週間2人きりで過ごすキツい労働環境。

カモメと灯台とルーティンワーク、人魚の幻、酔っ払う、踊る、歌う、殴る、エロい、グロい、意味不明でも嫌いじゃない映画です。

◆良い点/注目ポイント
・全編4:3比率のモノクロ画面が、レトロ感満載なのとグロいシーンの精神的ダメージを軽減しています。
・2人の会話劇だけで構成されている作風は新鮮。
・EDロールの曲も最高です。

◆改善点
・ラストのオチがよくわかりません。

◆総括
・スマホもWi-Fiもない時代に
赤の他人の屁こき爺さんと
2人きりで4週間も過ごしたら…
私も発狂しそうです。
A24の作品らしいトンガった映画でした。

-2022年101本目-