来夢

クレアのカメラの来夢のレビュー・感想・評価

クレアのカメラ(2017年製作の映画)
3.7
『クレアのカメラ』
ホン・サンス監督4作品連続上映の4作目。ってことで、4作品コンプリート。スタンプラリーで全部観るとポスター貰えたらしいんだけれど気づいてなかった。
この作品は他の3作よりも前に作られたらしいんだけれど、まぁ全部一緒だよね。浮気とお酒と煙草と映画監督と主演キム・ミニでひたすら会話。作風だと思っていたけれど、実はこれしか撮れないんじゃ・・・・・・素人みたいなズームアップとか(そんなことは無い)って思ってみたりしながらも、それがまた良い。結構はまってしまってます。キム・ミニ以外が主演の過去作品も漁ってみようかな。でもまたキム・ミニ主演のが観たくなる気はする。不倫は推奨しないけどね。
今回のもう一人の主演の大女優イザベル・ユペールもいつもの感じとは一味違って、ちゃんとホン・サンス劇場の登場人物として馴染んでて面白い。いや、馴染んでるのかな。微妙に浮いた感じが面白いのかも? 彼女は前にも監督の作品出てるんだね。
それにしても4作品とも韓国映画ってよりはフランス映画的な作風なのに、毎回俺より一回りくらい上のおじさん客が多くて不思議。
来夢

来夢