鍋山和弥

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は、復讐について、考えさせる作品でした。日本で、復讐に手を染めた、『コウガミ』。親を殺された、復讐がしたい、『テンジン』。やはり、『シュビラシステム』の、ヤバい発想の中には、復讐があった。いや、『潜在犯』とされるのは、『執行官』も、同じで、『コウガミ』は、復讐に、手を染めた。『コウガミ』の人柄を、考えると、『コウガミ』の復讐には、理由が、あったはず。復讐という、犯罪に、手を染めても、『コウガミ』の行動は、善人の行動。正義と言いながら、『シュビラシステム』は、必ずしも、善人を守ってないし、時には、悪人を、守ってる。犯罪は、起きにくいが、犯罪は、必ずしも、悪人が、起こすとは、限らない。『シュビラシステム』は、必ずしも、正義のシステムではない。この作品内の、日本のように、現実世界の、日本が、なって欲しくない。『サイマティックスキャン』は、あくまでも、機械による測定。機械じゃ分からないことがある。『コウガミ』が、人を殺し、悪役を、かってでたことで、この地域は、救われたはずだ。世の中、理由のある、犯罪もある。この『シュビラシステム』の中じゃ、僕も、『潜在犯』である。犯罪を、取り締まるのは、『サイマティックスキャン』ではなく、直接、捜査すべきだ。『踊る大捜査線』のように。前作では、直接捜査が、懐かしいと、呟いた刑事もいたが、きっと『踊る大捜査線』のような感じの、捜査が、懐かしかったのだろう・・・・。
鍋山和弥

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