kirito

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズのkiritoのレビュー・感想・評価

3.5
【xyz】

♪Get wild and tough 新宿はこんなに人は少なくない・・・♪

冴羽 獠と槇村 香の男女タッグによる事件解決物語。

基本的に
「事件がおきる」
→「誰かが危機に陥る」
→「冴羽 獠の俺TUEEEEEEE!!タイム」
→「get wildが完璧なタイミングで流れ出す」
という完全に柱が決まっている安心安全の勧善懲悪ストーリーでもある。

本作は、新宿で大規模な軍事活動を行うことによって戦闘武器を武器商人に売ろうという敵が蠢く話。

公開前から話題になっていたが、原作者の連載デビュー作からの出演であるキャッツアイの3姉妹の登場が見せ場でもある。
なお、登場したのちに良いところはしっかり見せつつも獠の活躍を邪魔しない程度の活躍にとどめ、主役を立てるのはさすが先輩といったところか。

さて、冒頭から新宿の見慣れた場所でドンパチが始まるのだが、映画大好きな我々おなじみのTOHOシネマズのゴジラ通りからすでに胸熱展開。
 →しかし、人通りが明らかにすくない。本来ならあの通り戦車なんか来ようものなら何人もひかれている。

新宿駅前→普段からするとあり得ない人の少なさ!!実際は通路を歩くのも必死!!

と、とにかく世界一利用者の多い新宿駅付近全般が人が少なすぎる!!
今回の銃撃戦を踏まえれば本来は死者数百人はでていてもおかしくない。
弾の当たらない冴羽 獠といい、悪者しかしなないこの映画は実に平和である。


※なお、「美人の依頼人」の仕事は断らないというのがウリだが、結局女性の顔で判断するという典型的な蔑視映画でもあるということは一点申し添えておきたい。

2019.2.27
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