恐れ入りました！m(_ _)m
昔から特に気に入った作品は、見終わった後にしきりと既視感に襲われるんだけど、これもそう。一つひとつのシーンが、特に新郎のスピーチとかサプライズとか、妙にスゴい既視感に襲われた。どうも自分は気に入って集中し過ぎると、頭が誤作動を起こすらしい…。(^^;;
徐々に徐々に、この頭の薄い、疲れた、ウェディングプランナーの社長に感情移入していく…。おそらく、自分は、この社長の気持ちが痛いほどよくわかる、「わかるよ、わかる、そうそう、こういう、バカな、使えない社員いるよなぁ」って感じになる。そして、いつも、自分ばかりが苦労して、ことを丸く収めているのに、周りのやつはちっともわかってないんだよって。
とにかく、この映画は、いつも自分ばかりが苦労を背負いこんでいると思って、ため息を吐いている人に超お薦めな映画だ。いつの間にか、あったかい気持ちになって、まわりが素敵に見えてくる。
いろんな人がいて、思うようにいかない世の中だけど、その多様性のなかにこそ幸せがあるんだって感じた。
カオスを愛そう。(^^)
