ホイットニーの才能を早くから買っていた母親シシーとのエピソードが一番印象的でした。同性愛者と噂されたホイットニーの親友・ロビン、ホイットニーの元旦那・ボビーとの付き合いを尊重したり、放任とは違っているホイットニーとの関係性。そこだけでも映画として掘り下げる価値です。
それにとあるツアーにおけるホイットニーのパフォーマンスは、失望するファンの気持ちがどうしても分かるので、聞いてるこっちも衝撃的と言うしかありませんでした。
ただ、結局映画の主題がどこにあるかが分からずで、あらゆる足跡まで伸ばしてとっちらかってるように見え、もうちょっとテーマを絞って追いかけて欲しかった。