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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~のロクのレビュー・感想・評価

3.0
驚異的な歌唱力で一躍アメリカのポップスシーンに躍り出た稀代の歌姫ホイットニー・ヒューストン。デビューアルバムが驚異的な売り上げを叩き出し出演した映画も大ヒット!順風満帆の人生を歩んでいたはずなのに48歳という若さでこの世を去ってしまった彼女の生き様を彼女を知る人々のインタビューと生前のホイットニーの映像や写真で描いたドキュメンタリー映画。幼少期に母親の浮気が原因で両親が離婚していたこと、従姉妹から性的虐待を受けていたこと、それが原因で10代の頃からドラッグに手を出してたなど死人に口なしと言わんばかりに母親、兄弟、ボンクラ亭主のボビー・ブラウンはもちろんレコード会社の社長や広報、音楽プロデューサー、友人果てはボディガードまで様々な人達が登場して彼女のことを語っており、ドキュメンタリーというより金に困った出演者が彼女の裏の顔を暴露しまくっているゴシップ的要素が強い作品となっていて残念でしたね~これならNetflixが製作したドキュメンタリーの方が数倍良く出来ていると思います。唯一良かったのは教会でゴスペルを歌う10代の頃の彼女や驚異的な歌唱力を披露し観客を驚かせるテレビ初出演の映像、南アフリカのコンサートで熱唱する姿など数々のライブ映像やPVなどがたっぷり観れるところで稀代の歌姫と呼ばれる彼女の死は本当に悔やまれます。
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