劇場公開時に見逃していた本作をウォッチ。
ロマン・ポランスキー×オリヴィエ・アサイヤスって組み合わせだけで期待値高めの鑑賞だったけども……期待通りにスリリングで面白いミステリー映画でした!
(思い返せば『ゴーストライター』も傑作だったから、ポランスキー監督の"物書き映画"は間違いなし!ですね)
(ミステリー映画なのでネタバレなしで見た方が絶対に楽しいので、気にならない方だけ読んでいただければ幸いです↓)
ポン・ジュノ監督作『パラサイト』や、スティーヴン・キング原作×ロブ・ライナー監督作『ミザリー』のように思わせといて(オマージュっぽいカットも出てくるし…)、、、その実は『タリーと私の秘密の時間』や『ファイト・クラブ』のような「主人公の別人格=エルでした!」ってことなんだろうけど、"作者と作者が生み出すキャラクターの関係を描いた物語というメタ的な面白さ"にグッとくる一作でした。
(イマジナリーフレンドや憑依型創作活動の苦悩が理解できる人は楽しめるはず…)
(どうせなら小説家とエルが愛し合っちゃうシーンまで描いてくれたら良かったのに…)
自分も昔はイマジナリーフレンドを持っていたんですが、、、なんか懐かしさが込み上げてきて「久々にアイツに会いたいな…」って思っちゃいました(笑)