壇蜜様のヤツが意外と面白かったのと、なんだかんだでこれまで見たことなかった城定秀夫監督作ということで冷やかし半分で見てみたら……これまた意外と楽しかったヤツ。
ずっとエロ系インディーズ映画やVシネを撮り続けてきて、今やR18+のBL映画まで撮ってしまった城定監督なので、その辺のエロ系の描写力は当然そつ無くこなしているわけなんだけども……
意外と見終わって印象に残っているシーンはエロシーンじゃなくて、男同士の会話シーンだったりするんですよね。しかも、会話の内容とかじゃなくて"絵的なイメージ"としてバシッと記憶に定着する感じと言うか…(ロケ地選びが最高というのもあるんだけども)……
思わず『インファナル・アフェア』を思い出してしまうような"雰囲気抜群のキラー・カットを撮れるセンス"こそが素晴らしい！って思います。
(まぁ主演女優力で比べてしまうと壇蜜様には圧倒的に敵わないわけで……でも、それ以外のところで何とか面白くしようとする姿勢が随所に感じられて良き！)
(ピンク・レディーを歌うカラオケシーンでのエロギャグセンスも好きです…)
今、旬な若手俳優を使った少女漫画原作の青春恋愛メジャー映画を撮らすべき監督はもしかしたら城定監督なのかもしれない……なんて思ったら、、、最新作は７月公開の非エロ青春映画『アルプススタンドのはしの方』ということなので、着実にそっちの方向性も開けてきてますね!?
とりあえず新作も観に行かねば!!
