このレビューはネタバレを含みます
邦題でかなり損しているタイプの映画。
邦題とポスターを見た方は、おそらく「呪いのチェーンメール」のようなストーリーを想起されると思うが、この話はそれとは全く異なる。
■あらすじ
ある企業の運転手を務めている主人公は、会社宛の郵便物の中から見つかった宛先間違いの封筒を届け直すハメに。だが到着した時、封筒の宛先は書き変わっていて。
■恐怖の種類
ホラーというよりはミステリーに近い。展開は読めてしまう部分もある。
■コンパクトなミステリー小説
1時間弱とかなり短い尺で綺麗にまとまっている。物語の性質上、スピード感やスケールはそこまでだが、それがこの映画体験をより良いものにしている。
■ベースはロシアの昔話?
「罪人は贖罪のために配達人を務める」という寓話がロシアにはあるのだろうか。何らかのエピソードが基になっている気がする。
■総評
さっくり観れて後味も悪くない。掘り出し物的映画。