Taketo

キャメロット・ガーデンの少女のTaketoのレビュー・感想・評価

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キャメロットガーデンに住む少女(ミーシャ・バートン)とその外に住む孤独のアウトローな青年(サム・ロックウェル)が出会う物語。

ベースになっている物語は「フランケンシュタイン」なのかなと思う。その為、ビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」ティムバートンの「シザーハンズ」を思い出しました。
空想する少女という点ではピーター・ジャクソンの「乙女の祈り」、アメリカの理想的な家庭の崩壊という意味では「アメリカンビューティー」を思い出しました。

キャメロット・ガーデンは平和な土地であり、芝は常に刈りそろえられている。芝と同じように誰かが輪を乱していない事を良しとしているが、実際には浮気をする妻やゲイの青年などがいる。そう言った抑圧された気持ちがあるからこそ、対照的なサム・ロックウェルというアウトローな存在にパムやミーシャ・バートン、エリック・メビウスは惹かれるのだろう。
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