いじゃ

ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のいじゃのレビュー・感想・評価

3.0
昔劇場でワンピース映画を観に行っていた時期に見て、ルフィは絶対諦めないんだ!と思った記憶だけが残っていた本作。

配信終了間近とのことで改めて見ました。

いや、怖…。ホラーじゃん…。
率直な感想として、これマジで「ワンピース」を期待して行ってお出しされたら「勘弁して…」と思ってしまいますわ…。
全然記憶に残ってない辺り、記憶から消したのかな。
今見ると、オマツリ男爵のテリトリーに入った麦わら海賊団がドンドンと仲悪くなって行くのが悲しすぎて、わかっていても辛い。

自分が失ってしまったものを持っている人を破滅させたい、失ってしまったものを箱庭の中で永遠に愛でていたい、と今を生きる事を拒否して生き続けるオマツリ男爵も、また悲しい存在。
彼だって大切な仲間たちを失いたくなかった。
でも、自分の破滅に赤の他人を巻き込むのは違うでしょ。
新たな絆を得たルフィは、失意の中でも懸命に戦い、自分の仲間を取り戻す事ができた。

うーん何とも言えない作品。
もちろん嫌いではないですがね。