【本好きにはたまらない一本。】
冒頭で松岡茉優が紙をめくる音から心を掴まれました。
出版不況とは知っていたが現実は厳しいですね。
本屋が大好きで週に一度は本屋に行きます。
そこで文芸雑誌を一通り手には取るが、実際に購入したのは年に一冊有るか無いか。
又吉直樹の存在は文壇ではまさに神様のようだと実感しました。
「衝撃のラスト」「騙し合い」
この手の映画には大泉洋がつきもの。
実はこういう映画、あまり好きではないんですが、「分かりやすい」とか「あまり頭を使わない」とかいうレビューが鑑賞の決め手に。
確かにそこまで込み入っておらず、明快なストーリーでした。
それだけに、あの予告編は煽りすぎかなあと思いました。
豪華な役者陣が実に見応えがありました。
リリー・フランキーの存在感が流石でした。
本屋に人が溢れているシーンは思わずグッと来るものがありました。
今から本屋に行きたいと思います。