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騙し絵の牙のtottsunのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.8
「騙し絵の牙」🎬35
大手出版社の薫風社で創業一族の社長が急死し、次期社長の座を巡って権力争いが勃発する。専務の東松(佐藤浩市)が断行する改革で雑誌が次々と廃刊の危機に陥り、変わり者の速水(大泉洋)が編集長を務めるお荷物雑誌「トリニティ」も例外ではなかった。くせ者ぞろいの上層部、作家、同僚たちの思惑が交錯する中、速水は新人編集者の高野(松岡茉優)を巻き込んで雑誌を存続させるための策を仕掛ける。
予告見た時から結構気になっていて映画館で絶対鑑賞しようと思っていた。
「あなたも騙される」「大どんでん返し」が売り文句だったからどんなオチなのか気になっていたけど…あぁ、そういうことね。
大泉洋のために当て書きされたと知ってどんな激しい作品なんだろうと思ってたけどそこまでかな。
「7つの会議」の時のように有名人オンパレードで見ていて楽しかった。
最近松岡茉優にお世話になってるけど、彼女らしい雰囲気の作品でした。
大泉洋のための映画というよりも彼女のための映画かな。
作品自体のテンポは悪くなくて最後まであっという間の作品だった。
最近雑誌はあまり読まなくなってしまっているけど、関わっている人たちもいかにして購入してもらえるのか試行錯誤している様が垣間見えて良かった。
それにしてもコロナ禍に慣れてきてしまっているせいか、とある作家の40周年記念パーティーのシーンは密が凄すぎて、「うわー」って思ってしまったw
以前だったら全然気にしないんだろうな。
私的には☆☆☆.8かな。
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