Yu

騙し絵の牙のYuのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
4.0
『騙し絵の牙』を鑑賞しました。
※最初にお伝えすると、この作品の見どころで一部シーンの内容があります。
あまり知りたくない場合は読み控えることをオススメします。

公式サイト↓
https://movies.shochiku.co.jp/damashienokiba/

この作品の感想を言うと、
とても面白かったです。
作品の世界に夢中になって観られた映画でした。
予告動画では「すでに騙されている」
とあります。
騙されているとはどのような事なのか、
考えながら観ました。
観てみると「なるほど」と感じました。
どのようなところで「なるほど」と感じたかと言うと、この作品の登場人物が
悲劇に遭うシーンを見たときです(この作品の見どころの1つ目です)。

この作品の見どころは4つあります。
1つ目は出版社の薫風社でトリニティ編集者の速水輝(はやみあきら、大泉洋)
が雑誌の売上を伸ばすための大胆な
行動です。
行動後にこの作品の登場人物が
悲劇に遭います。

2つ目は薫風社の連載小説もある
看板雑誌の行方です。

3つ目は宮藤和生(くどうかずお、佐野史郎)と矢代聖(やしろひじり、宮沢氷魚)
で連載小説開始の記者会見のシーンが
あります。
そこでは、聖から衝撃的なな一言が
あります。

4つ目が終盤のシーンで高野恵(松岡茉優)の大胆な行動です。
その他にも作家の普段いる場所に行くこともありましたが、終盤のシーンの方が
もっと行動力があると感じました。

その4つが見どころであると私は思います。

さらに、生きていくうえで大事なことを学ばされることもありました。
それは速水の「攻めるときは攻める、
守ってばかりではダメ」というセリフ
です。
成功するのかはわからないけど、
可能性を広げるには行動するしかないと
伝えたかったかなと感じました。
誰が言ったのか、どのようなシーン
なのかは忘れましたが、
「新しい物が必ずしも良いこととは
限らない」セリフも心に残りました。

3月26日公開で2週間経ちましたが、
まだ映画館で上映していますので
興味がありましたら、
観ていただければ幸いです。

投稿は以上です!
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