最近観た映画の中では、がっかり度No.ワンでした。
がっかり度はその映画そのものの出来とはまた少し違うかもしれないね。
それは、観る前の期待値、ハードルの高低差によるものだと思っています。
何の期待もせず、「サラリーマン抗争もの」として見ていたら、そこそこ満足していたでしょうが、
監督吉田大作・主演松岡茉優、大泉洋、佐藤浩市、池田エレイザ、宮沢氷魚とこれだけ面子を揃ったら、期待は膨らむよね〜
それに「騙し絵の牙」だよ〜
どんな騙し合い、どんなトリックや伏線がら張り巡らされていると思うよね、、
でも、意外にシンプル、
どれが「騙し絵」？
まあ、ラストはまあ、面白く、気持ち良い方だと思うけれど（ネタバレなので書かないけど）
予想の範囲内というか、、、
これが池井戸潤あたりの企業権力ものなら、まあまあそれなりに楽しめたのかもしれないが、どうしても、「どう騙すか、騙してくれるか」と見ちゃうからなあ。
まあ、同じ出版会社の中での文芸雑誌とライトな雑誌との食い合いとか、
松岡茉優の演じていた編集者の気概（編集者って、〆切を作家に迫る的な仕事しかクローズアップされることが多かったので）
→作家と二人三脚で作品を世に送ることなど
詳しく業界のことを描いているところは面白かったが、、、
次回作、期待ですよ、、大作監督！😅
