大泉洋にぴったりな役だと思ったら、原作者が彼をモデルに描いたらしい。
しかも、映画化にあたってむしろ別方向にキャラ変させたのだとか。
いや、それでもぴったりだったけども!?
今はweb界隈にいるので紙媒体はほとんど仕事では触れていないけども、出版社出身という身なので、純粋にとてもわくわくするストーリーだった。
展開が早いのもよい。
コロナにかかり、熱がようやく下がってきた5日目に、それでもエンタメに触れたくて観たのだけど、そんなときにもちょうどよかった。
「結局どんな老舗も新陳代謝して世代交代しなければ、老いていく一方だもんなー、それをこんなに明朗に描いてくれてありがとう」という感じ。
上映時は「騙し合い」というワードをよく見かけたものの、たしかに騙し合ってはいるが、嫌な気持ちにさせるものではなく、読後(鑑賞後)感もすっきり。
特にこれはうがった見方なのだろうけど、女性が強いというのがよいですね。すきです!