あ、ああ〜〜これはね、凄い。
絵とか先入観捨てて観てほしいですねぜひ。ポロッポロ泣いた。
児童文学の映画化。
青い鳥文庫といえば私ははやみねかおる派で、このシリーズも存在は知ってたんだけど若干世代からは外れてたので読んだこと無かった。
だからあくまで児童向けの作りではあるので、観る時はそれ前提にした方が理想的ではある。逆に最初から大人向けに作ってたらそれこそとんでもない映画になってたと思う。
最初はめっちゃ違和感というか不快感あったんだよな。こんな小さい子に、エグすぎる悲劇の後になんでさらに首枷つけんねんとか。
でも観てたら確信できるんだよな、おっこは自らの意志で若おかみをやってるのだと。
ラストに向けて本当にガンガンエグみを増すんだけど、どんだけ現実がエグくてもおっこは強い（涙）
主役脇役ほんとうに素朴ながら味がある。繊細な人物描写。
監督の解説(知ったのはムービーウォッチメンからだけど)でさらにその人物描写が極上の昇華を遂げる。すげえよすげえ。
この世界が好きすぎて、物語が終わって欲しくない、もっと観ていたいと思わせられました。
そこそこの動員数で終わっちゃうのがとても残念に思えるくらい(それでも口コミやら新海誠やらの評判で盛り返したのだが)、本当に綺麗な良い映画。老若男女問わず観てほしいね♨️
