凪

軽い男じゃないのよの凪のネタバレレビュー・内容・結末

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

男女の立場が逆転。

文化、慣習や価値観…なにもかもが逆転していたので、途中、どっちが男でどっちが女が分からなくなった。そういう意味で、男らしさや女らしさを決めているものは何なのか改めて考えさせられた。それって、体の違いだけではないのかも…。

それに、生きていてなんとなく日々感じていた違和感、それが男女逆転するだけで、ここまで明瞭化されるとは思わなかった。その分、見ていて辛い所もあった。

ただ、この映画に好感をもてたのは、女性の肩だけをもってるわけじゃなくて、何が問題かを明らかにしようとしている気がしたから。そういう意味では、ラストの展開も予想外ですごく良かった。

結構重いテーマを扱ってるはずなのにジャンルとしてはコメディなのか…。風刺が利きすぎていて笑えるようで、全く笑えないコメディって感じだけど。

フランスは進んでるなあ。
凪