このレビューはネタバレを含みます
最近「ゴジラ」=「戦争の象徴」説を思い出した人です。こんにちは。シン・ゴジラを見直しました。
今回はゴジラを故意に覚醒させた牧悟郎について考えさせられました。
「私は好きにした。君らも好きにしろ。」
このセリフの重み。
当時は著名人がみんな褒めていてすごかったですね!ただその中で、批判していた人もいたなと、今回は思い出しました。
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改めて、ゴジラは不思議な存在ですね。
「戦争の象徴」とも言われ、恐ろしい怪獣です。
…にも関わらず、ゴジラには神々しさがあります。
その神々しさは、巨大生物への畏怖、また死への憧れというか、終わりへの憧れに近いものだと思います。
だから、どれだけ恐ろしくても、大衆に好かれるのかなと思いました。
ラストはな〜、まあ東京に核を落とす訳にはいかないし、凍結するしかない…。でも誰かのエゴイズムのせいで、永遠にゴジラは日本に残り続けるわけか……困ったなあと思いました。
これからもゴジラの物語は続きそうです!
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①牧悟郎が遺書に添えて置いていった
宮沢賢治の「春と修羅」。
「愛する人を死なせたこの世界を恨む」詩。
碇ゲンドウといい庵野監督のテーマなのかな。
②凝った設定。
解析図どっかで見たなあと思ったら、そうだ、ジョディ・フォスター主演の名作SF「コンタクト」だ!
③私人ではなく公人としての「VSゴジラ」。
専門用語ばかりなのに面白く見える演出。
カッコイイ登場人物たち。
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第1形態、好きだなー。
初めて見た時の衝撃!
皆さんは第何形態が好きですか?