海老川

翔んで埼玉の海老川のレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
4.0
原作未読だけど魔夜峰央の世界と魅力が完璧に実写化されている。とても面白かった。
パタリロが好きでずっと読んでいたのが大きく、コテコテのイズムもすんなりと受け入れられる。未だにブームになるコンテンツを80年代に作る魔夜峰央、恐ろしい。

役者も完璧。GACKTはバンコランだし二階堂ふみはマライヒだ。
二階堂ふみの「ここはサバンナか!」のとこなんか、魔夜峰央の口だけのツッコミのコマが思い浮かぶようだった。

ギャグも大きく爆発するというよりは中程度のニヤケが継続する感じで気持ちいい。ベタなネタも多いけど役者が勢いで笑かせる。埼玉か千葉の劇場で観とけばよかったな。

めっちゃ良い機会なのに我らが埼玉西武ライオンズさん、最後にちょっと触れられるだけで画像も使わせてない。勿体ない。まあネタあっただけええか。これからコラボもあるらしいし。

テーマとして地域人種差別やらジェンダーやらポリコレ触れまくってるのに問題が起きなさそうというかこういう描き方が正解なのかもとさえ感じてしまう。

あああああ、、それにしても二階堂ふみが可愛すぎる。というより二階堂ふみが演じる百美が可愛すぎる。
断じてBL属性じゃないからな、ふみちゃんという女性が男装しているサマに高揚してるんだからな。
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