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翔んで埼玉のロクのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.9
まさか実写映画化されるとは夢にも思っていなかった「パタリロ!」の魔夜峰央先生原作の埼玉県人をディスりまくる未完のコメディ漫画が遂に劇場公開!!ということで早速観て来ました。漫画は東京都民から酷い差別を受けまくる埼玉県人が武装蜂起して立ち向かうという埼玉VS東京の争いを中心に茨城と新潟(総理大臣の地元なので特別東京都民として認められている)が絡んでくる内容だったのに対し映画版は海なし県である埼玉県と海あり県である千葉県とのバトルが中心の伝説パートと都内に住んでる結婚相手との結納のために東京に向かっている埼玉県春日部市に住んでいる一家を描いた現代パートに分かれて進んで行く内容になっていてアマゾンみたいな密林地帯になっている群馬県赤城山の麓に金塊が眠っていたりサバンナみたいな草原が拡がっている茨城県は千葉県から奴隷のような扱いを受けていたりと埼玉以外も酷いディスり方をされていますが映画なので許してあげて下さい!とにかくギャグもアクションもキレッキレでメチャクチャ笑える作品でした。漫画から抜け出てきたような麻美麗を演じたGACKTと埼玉ディーノを演じた京本政樹は最高でしたが男性である百美君を二階堂ふみさんが演じている関係で原作にあったBL感が薄まってしまったのは少し残念でしたね。
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