【鳩に防弾チョッキ by.バンクシー】
パレスチナの紛争地区に描かれるストリートアートに目を奪われた。鳩に防弾チョッキを着せたり、火炎瓶を投げるその手には花束を持たせたり。
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壁画アートを壁から剥がしてコレクターに売って一攫千金を企む人たち。一方で、この紛争地域だからこそメッセージ性が発揮されるのだと売買に反対する人たち。
いつか朽ちるコンクリートの上に描いたのだから、きっとバンクシーは永遠なんて望んでないんじゃないかと思った。数年で消える絵。それまでに平和が訪れますように。そういう願掛けを絵の中にしているように感じた。
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ドキュメンタリー形式で、あれやこれやとバンクシーについて著名人たち、学者たちが語っていて面白かった。一つの絵を通してこんなに人によって感じ方、捉え方が違うんだなって。
その中でもバンクシー擁護派の市長の言葉が印象的。「あたしたちの気持ちを代弁してくれている」「彼はアーティストではなく哲学者」「もっともっと描いてほしい」と言っていた。バンクシーに届いてるといいな。
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本編に、ワリドていうムキムキのタクシー運転手が出てくるんだけど、ひたすら筋トレのシーンを見せられた。エンドロールも彼の筋トレシーンを見せられた。ねぇ、さすがにエンドロールはバンクシーのコレクション集で良くないです？？ウケ狙いに行ったのかなぁ🤔
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ワリドがバンクシーに文句（自分は何も活動してないのに、絵なんかじゃ世の中変わらないんだ！ていう八つ当たり）言ったり、ワリドが筋トレシーンをやたら見せてきたのでちょっと減点して3.8にした。
（おまけ）
バンクシーの絵に興味があれば↓どうぞ
https://matome.naver.jp/m/odai/2134034903195480001
