Ayu

ビリーブ 未来への大逆転のAyuのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
2.5
ほぼ90%女性の試写会で鑑賞。開場30分前に着いたのに長蛇の列でこのような作品が注目を集めるのは嬉しい限り。

邦題は軽い感じだけどかなりしっかりした法廷もの、終始アメリカの法律用語や判例が次から次へと出てきますが邦題でいうところの『大逆転』の瞬間は音楽がしっかり盛り上げてくれるので要点は掴みやすい。派手な作品ではないことに好感が持てるし、ルース・ギンズバーグ役のフェリシティ・ジョーンズもアーミー・ハマーも好演、個人的にはルースの娘ジェーン役の彼女がすっきりとした聡明な美少女で良かった。最後にご本人が登場するシーンの演出はとっても素敵。

しかしこれ一般的な日本人がライトに見るには難しいと思う、良い映画なんだけどアメリカ司法の予備知識が多少あることを前提として作られてる作品だったような気がする、でももっと知られるべきだし作られたことに本当に意義のある作品なので多くの人に見て欲しいと願う。それにしても邦題は本当にひどい、内容と一文字もかすってなさすぎて思わずアンケートに書いた。
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