AYUMI

ビリーブ 未来への大逆転のAYUMIのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
3.8

いろいろ示唆に富む素晴らしい作品だった。

試練をチャンスに変えてしまう意思が強く努力家な主人公。
→私には絶対無理なレベルでやっていたから、はなっから無理と思いつつ、心に留めておこう。

差別による障害が重なりすぎてだんだんと意思を通せなくなり、理想と現実の乖離が心を蝕み、聡明さも邪魔をして頑固で鬱屈して行く主人公。
→理想と現実の乖離は柔軟に受け止めていかなければ。頑固危険。

対して、そんな妻を常に愛しつつ、自分は世渡りエキスパートの夫凄すぎる。しかもルックスは下着モデル級。
→素晴らしいパートナーを持つことは生きる糧。

性差別で生きる道を分けられ経験値に差が出て焦る妻。努力報われずの自分と性が違うだけでトントン拍子の夫を身近で見るの辛い。当たる妻。当たられてもすべてうまく処理するスーパー夫。
→好きな人と比較して嫉妬するのは健康的でない。そしてスーパー夫がとにかくすごい。

考え抜いて思いつく逆転の発想。
定数でなく変数の考え方。
→発想の転換って素晴らしい。日々考えに考え抜いていればきっといつかどこかで、意外と何気ないことからインスピレーションが湧いてくるんだ。頑張ろう。

いろいろと勉強になる作品だったぜ。

ちなみに邦題は終わってる。。

ビリーブ?→たしかにビリーブテーマではあったが、そこまでビリーブ推しではないというかこの作品を表すテーマとしてあまりに弱い、曖昧すぎる、無駄に平凡すぎる。

未来への大逆転?→ちょっと日本語として非常にわかりにくい。
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